日々の設備保全業務の質により、将来発生する設備異常リスク、または製造プロセスが円滑に稼働するか否かが決まってきます。
設備保全業務担当者の強い味方
設備保全担当者として、私は1度の点検で200枚の熱画像を撮影します。
ただし、PC上での画像整理がとても煩わしいです。
日々のメンテナンス業務で176箇所の配電盤・分電盤を点検しています。
可視画像と熱画像だけでは測定場所が分からないほどそれぞれ酷似しているため、レポート業務の負担が大きい。
testo 883の特長 ~高画質熱画像と場所認識機能~
赤外線サーモグラフィを使用すると、電気および機械設備の点検作業において異常発熱が見過ごされるリスクを低減できます。
testo 883の場所認識機能は、熱画像に付帯する場所情報も同時に保存し、点検後のデータ整理に役に立ちます。
testo 883はテストーガンタイプサーモグラフィでは最高画質で、画素数は320×240ピクセルです。手動フォーカスで最短10cm~の対象物に焦点を合わせシャープな熱画像を捉えることが出来ます。標準搭載の超解像SuperResolution機能で640×480ピクセルの画像保存が可能です。
電気設備診断
- 配電盤・分電盤、変電設備などの接続部、および太陽光発電システムにおける異常発熱を点検・評価
機械設備診断
- モーター、ベアリング、シャフトの点検
- 機械の摩耗による発熱を検出
testo 883のさらなる利点
testo IRSoft ソフトウェア(無料)
testo IRSoftソフトウェアは、熱画像の解析、エクスポートおよび文書化に加えて、データベース機能として熱画像の撮影場所管理(場所認識機能)が行えます。
testo Thermography App ~スマートに熱画像を管理~
モバイルアプリ testo Thermography App (android/iOS対応)を使って、現場で熱画像をすばやく分析、チームやお客様にレポートを送信。
クランプメーター testo 770-3と接続
クランプメーターtesto 770-3とtesto 883がBluetooth接続し、
電気測定値を熱画像に付帯情報として保存することが可能です。
直感的な操作
ジョイスティック、タッチスクリーンで操作性向上しています。
交換可能な望遠レンズ
遠方の対象物も測定可能な2.5倍望遠レンズと標準レンズを現場で簡単に交換可能。