場所認識機能

測定後のレポート業務における、“画像×場所”の紐付け作業はtesto 883とソフトウェアで自動化!

日々測定する見た目が酷似した対象物は、後ほど見返すとどの場所で撮影したかの判断が非常に難しいです。現状では熱画像とは他に広角デジタルカメラで撮影した画像により撮影場所を判断することもあるかもしれません。

現在、Testoの技術改良により、このような問題を解決することが可能です。場所認識機能(SiteRecognition)テクノロジーは、測定場所情報の自動認識と、熱画像への自動保存を行います。この機能により現場における下記の問題および改善が期待できます。

Lots of similar measurement objects
testo SiteRecognition technology
  • 画像の取り違えを排除
  • 評価中の間違いを予防
  • 画像と場所の自動割り当てで時間短縮

操作説明ビデオ:

株式会社テストー

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場所認識機能の使用方法

 ・以下の場合は場所認識機能を利用できます。
測定項目と測定場所がQRコード、データマトリックスコード、またはバーコードを使用してすでに記録されている場合、これらのコードは、testo IRSoft(ソフトウェア)にインポートして、testo 883本体に転送できます。

・上記以外の場合、事前に設定が必要です。

Create database

1.事前に定期的に測定する対象設備をリストにまとめます。IRSoftのアーカイブ機能でフォルダと測定場所を作成します。
例: フォルダ=A棟 測定場所=配電盤①

Attach markers

2.測定場所が含まれるコードをIRsoftで作成・印刷し該当の測定場所付近に貼付します。
3.testo 883とPCを接続し、測定場所の情報をカメラに転送する。

4.testo 883で場所認識機能を有効にします。 testo 883は自動的にコードを認識し、その後撮影した画像を指定のフォルダに保存していきます。

Scanning a marker
5.testo 883とPCを接続し、IRSoftを起動します。カメラから画像をインポートすると画像が自動的に指定測定場所フォルダにコピーされます。 保存された画像は後ほど、簡単に解析・エクスポートすることができます。
Database with thermal images

場所認識機能では、測定対象物の名前、日付、特定の温度などから熱画像を検索することもできます。

対象機種:testo 883,testo 890