オフィスや作業現場での室内空気品質と快適レベルを定期的に測定することは、適正な室内環境の設定ができるので、体調不良によるスタッフの人手不足のリスクを軽減することにつながります。最適な室内環境を保つことで、スタッフの能力をより引き出すことができます。
室内空気質と快適レベル
室内空気品質(IAQ: Indoor Air Quality) H3>
室内のCO2 濃度と室内空気品質は、室内の環境が適正かどうかを判断する最も大切な指標です。
- CO2 やそのほかの測定で、室内空気品質を評価
- CO2 濃度は、1,000 ppmを超えてはいけません
乱流レベル H3>
温度と湿度 H3>
輻射熱 H3>
極端に高温の作業場所で働く労働者は、輻射熱の影響でさらに重い負荷がかかっていることがあります。
- 輻射熱を受ける作業場所の評価や、許容時間の査定用に、WBGT(湿球黒球温度: Wet Bulb Globe Temperature) の指標が使用されています
- 輻射熱測定はDIN 33403 および ISO 7243で定義されています
快適レベル(PMV/PPD) H3>
室内にいる人の快適さの感じ方は、特に外部からの影響要因に左右されます。
- すべてのパラメータがPMV/PPD測定に関連しています。
[PMV / Predicted Mean Vote: 予測温冷感申告]
[PPD / Predicted Percentage of Dissatisfied: 予測不快者率] - 環境の平均的な評価値を求めるための指標
- ISO7730に準拠