生鮮食品は、温度の変化に敏感です。保管中および輸送中の温度が高すぎると、果物や野菜が熟しすぎて売り場の棚までもたなくなります。一方、肉や乳製品は温度が高いと菌が増殖してしまい、食中毒など重大な食品事故を引き起こす恐れがあります。そのためコールドチェーンは常に低温環境を維持することが必須であり、継続的なモニタリングによって適正な管理を行うことが不可欠です。モニタリング中に明らかになった欠陥は、直ちに解消しなくてはなりません。環境温度が変動してしまう避けられない要因には特に注意が必要であり、窓、ドア、輸送車、輸送コンテナは必ず一定の温度を保つ必要があります。
コールドチェーンの食品温度を守るTestoの測定器には、次のようなものがあります。
- 温度モニタリングのための温度計
- 湿度モニタリングのための湿度計
- 測定値を評価するためのデータロガー
- 物流で温湿度を記録する輸送用データロガー