気圧データロガーで適正な気圧の維持

気圧および、気温や相対湿度を同時に測定できる気圧データロガーは、連続的にデータを記録することができるので、雰囲気制御に役立てられます。

株式会社テストー

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気圧の記録

理想的な雰囲気条件を保つには、信頼できる制御が必要です。データロガーは、圧力および、温度、湿度など他の環境パラメータの測定と記録に役立ちます。気圧データロガーには圧力センサが内蔵されており、外付けの温湿度プローブを接続することが可能です。Wi-Fi によりWebブラウザを介してデータを閲覧できる機種と、USBインターフェイスによりPCに接続できる機種があります。PC上でデータを読み出すためのソフトウェアは、3つのバージョンがあり、インターネットから無料ダウンロードできるソフトウェアもあります。

気圧データロガーのラインアップ


testo 176 P1 による研究所での気圧測定

研究所やラボの雰囲気を記録、文書化

気圧を一定間隔で記録

気圧データロガーには絶対圧センサが内蔵されており、温湿度プローブを外付けで接続できるようになっています。ディスプレイには、あらかじめプログラムされた上限と下限の任意のしきい値の超過(逸脱)の有無、バッテリ残量が表示されます。データの概要を簡単に知りたい場合は、PCに接続しなくても、データロガーのディスプレイで確認することができます。

testo 176 P1は、壁取付用ブラケット、南京錠、バッテリ、出荷検査書が同梱されています。外付けで温湿度プローブ2本が接続できるようになっています。

Data loggers for pressure, temperature, humidity, CO₂, UV and transport

その他の環境条件に対応するデータロガー

気圧データロガーは、研究所やラボなどの環境管理がとりわけ厳しい場所についても、内蔵のピエゾ抵抗式圧力センサにより高精度の測定結果が得られます。

テストーには、この他、美術館や食品産業向けに開発されたデータロガーもあります。Wi-Fi 対応の CO₂ データロガーやUV データロガーなら、測定データの一括モニタリングが可能です。

さらに、輸送用の温湿度や衝撃度を測定するために特別に設計された機種もあります。testo 184は、輸送の最終受渡し時だけでなく、輸送途中でも測定データを、PDFレポートの形式で入手可能です。

USBデータロガーのデータ分析

テストーのUSBデータロガー、testo 17x シリーズ は、PCにUSB接続して、専用のソフトウェアにより測定間隔やしきい値などの測定プログラミングとデータ読み取りを行います。測定されたデータはデータロガーの内蔵メモリに保存されており、専用ソフトウェアによりPCに取り込むことができます。PC上でデータ分析やレポート作成などができます。

ソフトウェアは、3種類あります。

ComSoft ベーシック ソフトウェアは無料ダウンロード可能で、一般的に使用されているソフトウェアです。記録前の設定と記録後の分析と文書ができます。
ComSoft プロフェッショナル ソフトウェアはオプションとして利用可能であり、複数のデータロガーの分析なども行えます。データロガーだけでなく、testo x35シリーズなどにも対応しています。
ComSoft CFR21 Part11 ソフトウェアもオプションとして利用できます。製薬業界で求められるCFR21 Part11の基準を満たしています。詳しくはこちらをご覧ください。

測定プログラミングにはtesto 174用USBインターフェイス、または市販のUSBケーブルが必要です。testo 175/176は、データ収集のためにSDカードを使用することもできます。

Software ComSoft for pressure data loggers

気圧データロガー

テストーの気圧データロガーの特長は以下の通りです。

  • testo 176 P1は、200万測定値を保存できる大容量データメモリを内蔵しています。バッテリ消耗を最適化したことにより、最長8年間の使用が可能です。
  • testo 160 IAQ データロガーは、Wi-Fi に対応する環境モニタリング用データロガーです。クラウドのデータベースにアクセスできる環境があれば、リモートでもデータの閲覧が可能です。
Monitoring atmospheric pressure with data loggers