ピトー管とは、気体や液体の流速を測るための装置で、航空機の速度を測る用途にも用いられています。
内部に二重の管を持ち、流れに対して正面の孔で全圧 (総圧とも言います) を検出し、側面の孔で静圧を検出できる構造になっています。
ピトー管に差圧計を接続することで、動圧 (全圧-静圧) を測定し、「ベルヌーイの定理」により流速や流量を求めることができます。
テストーでは、風速・流量計測用のピトー管と接続して風速・風量を測定可能な差圧計を販売しております。
- 一般的な熱線式・ベーン式の風速計を使用できない高風速 (40 ~ 100 m/s) や高温 (> 70 ℃) の測定に
- センサや稼働部がないため故障や腐食のリスクがなく、ダストやミストを含むダクト等の測定にも最適
- 圧力損失を低く抑えて測定が可能