センサ: 仕組み

測定結果の精度は、適切なセンサを選択できるかどうかによって決まります。しかし、あらゆる場面で最適に測定できるようなセンサはありません。

  • 一般に、測定範囲の広さと、精度の高さは両立できません。
  • 応答速度に特に優れたプローブは、通常、日々の過酷な測定には適していません。
  • どのプローブがどの測定作業に最適であるかは、プローブのデザインによって決まります。

熱電対センサ

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  • 接触点や冷接点の電圧を測定
  • 冷接点の測定値を0°Cに換算
  • 応答時間の長さの考慮が必要

白金抵抗温度センサ

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  • 測定原理: 金属のサーミスタ効果
  • 温度と電気抵抗の相関関係を利用
  • 白金巻線により抵抗100Ωでの基準比較値0°C

NTC/サーミスタセンサ

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  • 混合酸化物によるセラミックセンサ
  • Negative Temperature Coefficient(負の温度係数): NTC
  • 冷接点補償が不要 – 冷蔵室、冷凍室での使用に理想的