測定器の一般的なセットアップ方法
- プローブ: センサを収容しています。プローブのデザインは用途に応じて異なります。
- センサ付プローブシャフト: 物理測定値を電気信号に変換します。
- 接続ケーブル: 測定器とプローブ(センサ)を接続します。
- 測定器: プローブの信号を表示値に変換します(AD変換)。
- 分解能: その測定器で読み取り可能な最小単位です。
この例では、ディスプレイに22.3°Cと表示されています。つまり、分解能は0.1°Cです。22.34°Cと表示されている場合の分解能は0.01°Cです。デジタル測定器では、ディスプレイの最終桁が1ずつ変化する場合があります。この最小単位は「ディジット」と呼ばれます。
例: ディスプレイに22.3°Cと表示されている場合
-1ディジットは22.2°C、+1ディジットは22.4°Cとなります。
測定器の分解能が低いと、測定器の正確性に対する、ディジット変化による誤差の影響が大きくなります。