testo 510を使ったガス流圧やガス静圧の測定
- ガス流圧は流れているガスの圧力で、稼動中の機器に接続して測定します。ガス静圧の場合、稼動していない機器に接続します
- ガス流圧が適切に調整されている場合、値は通常18～25mbarになります
- testo 510は温度および湿度補償機能を備えているため、特に正確な差圧測定を実施できます
圧力測定の実施例
testo 324を使ったガスパイプラインの試験
- システムを導入する前に、動作圧を上げて負荷試験および気密性試験を実施し、ガスパイプラインの気密性を確認します
- testo 324に組み込まれた圧力ポンプにより、圧力を自動的に300mbarまで上げることができます。たとえば、ガスパイプラインの気密性試験を150mbarで実施できます
- 稼動中のガスパイプラインで、定期的に使用性テストを実施できます
- ガスパイプのパイプ容積を自動的に記録します
testo 510を使った空調システムのフィルタの差圧測定
- フィルタの手前または奥で測定します。差圧が大きすぎる場合、フィルタが汚れているため、交換が必要です
- 測定範囲は-100～100hPaです
- 温度補償機能を備えた測定により、正確な測定結果を得られます
- 背面に磁石がついているため、両手で作業できます