風速測定の実施例

風速測定に適した測定器を選択するには、測定場所と個々の環境条件を考慮する必要があります。風速測定の測定場所は、一般的に次の5種類に分けられます。

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エアダクト: 風速が小さい場合

熱線式風速計testo 405/testo 425

  • 風速5m/sまでの汚染されていない空気に
  • 低風速域で非常に高い精度を実現
     
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エアダクト: 風速が中程度の場合

ベーン式風速計testo 416

  • 風速40m/sまでの汚染されていない空気に。温度は70°Cまで対応
  • 気流と異なる方向に向けられた場合も影響は比較的小さい
     
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エアダクト: 風速が大きい場合

差圧計testo 512(ピトー管プローブ付)

  • 100m/sまでの強い風で、粒子に汚染された空気または熱風(>350°C)に
  • 斜流や旋回流の影響を受けやすい
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量200m3/hまでの給排気口での測定

ベーン式風速計(100mm)testo 417

  • 広い範囲にわたる風速をまとめて測定します。これにより、グリルが発生させた擾乱が平均化されます。
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風量4,000m3/hまでの給排気口での測定

フード付風量計testo 420

  • フローストレーナーとの一体化により、回転式ファンの吹き出し口での正確な測定を実現
  • 2.9kgと軽量