肉用温度計:正しく測定し、確実に加熱

肉用温度計は差し込んで使用するタイプが一般的で、長い温度プローブは肉や魚などの食材に差し込むだけではなく、いわゆる半固体の素材にも適しています。重要な点は、食材の奥までしっかりとプローブを差し込んで、中心温度を確実に測ること。温度プローブを差し込めば測定値が自動的に表示されるので、使い方はいたって簡単です。肉用温度計には、次のようなメリットが考えられます。

  • 目的の温度まで、確実に食材を加熱できる
  • 表示された測定値を確かめるだけなので簡単
  • 飲食産業のHACCP基準に準拠した衛生管理が行える

ベストセラー: testo 104-IR

温度計ラインアップ

中心温度計

温度計
半固体および固体物質における中心温度および浸漬温度を測定。

中心温度計+放射温度計

中心温度計
中心温度センサー付きの放射温度計で表面温度と中心温度を1台で測定可能。

プローブ接続式温度計

中心温度計
プローブを差し替えて様々な温度測定が可能。

中心温度プローブ

食品温度計
様々なラインナップから選択可能、特注仕様にも対応。

温度計の用途


食品温度のモニタリング

食品入荷における品質管理

焼き物、茹で料理用測定器:安全な料理を提供するために

菌には、驚くほどの抵抗力が備わっていることがあります。一部には高温で加熱しても死なない菌があり、またサルモネラ、リステリアなどの菌は、感染すると食後短時間で吐き気、下痢、発熱などの中毒症状が現れます。そのため食品は調理の衛生面に気を遣うだけではなく、十分に加熱することが重要です。十分な加熱がいかに重要かを示すには、ウイルスの例が分かりやすいでしょう。ウイルスはタンパク質の殻に包まれており、このタンパク質を60℃以上の温度で壊せば、ウイルスを死滅させることができます。他の病原菌はさらに耐性があり、ウイルスよりも遥かに高い温度でないと死滅しません。しかし、調理中の食材は中心温度よりも表面温度の方がずっと高温になることはままあります。例えば肉の表面がジュージューと焼けていても、中が凍っている可能性があるのです。肉用温度計は、料理が確実に加熱できたかどうかを確かめられることから、家庭で一枚肉や角切り肉を調理する時以外にも使われています。

  • 業務用の大型厨房や食堂でも使用されています
  • グリル料理にも肉用温度計が使われます
  • 液体の温度も測定可能
  • 生地づくりの温度管理にも便利
  • グリルプレートに乗せた食材にも適しています

沢山のメリットがあることを考えると、どのキッチンであっても肉用温度計は標準の道具と言えるでしょう。ホテルでも家庭でも、そしてグリルでも各種設備を備えた大型厨房でも、簡単に使えて丈夫な肉用温度計が重宝します。

株式会社テストー

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肉料理のための温度計

ステーキを焼く時は、「ウェルダン」「ミディアム」など焼き加減を表す言葉があります。グリルやオーブンで肉を焼く時は、食べる人の好みを考慮しなくてはなりません。しかしステーキの中がレアの状態か、もしくはしっかりと火が通っているのかは、肉を少しカットしたくらいでは確かめられません。焼き物用温度計なら、中の温度を確実に知ることができます。肉に温度計を差し込むだけで、その場所の温度が表示されますが、この時、真ん中の一番厚い場所を選ぶようにすることが重要です。希望どおりの焼き加減で、美味しい一皿をサーブできます。

キッチンで使用する中心温度計

温度計の名前はプログラム名であり、その測定器の用途を指しています。温度計には先端に温度プローブが付いており、肉など温度を測りたい食材に差し込むと、センサーが温度を測定してディスプレイに表示します。この時、肉用温度計をしっかりと中まで差し込むことが重要です。また、測定するものと温度計本体の温度に差がつきすぎないように気を付けてください。

Thermometer

肉用温度計を使った測定

一般的に肉用温度計を使った測定は、食材に温度プローブを差し込んで行います。液体でも同じように測定できますが、プローブの長さが十分になくてはなりません。他にも以下のような注意点があります。

  • 肉用温度計は、少なくとも室温程度にならしておく
  • 十分な深さまで差し込む (プローブ直径の10~15倍)
  • 複数の箇所を測定する

デジタル式肉用温度計:簡単に扱える、最新の測定器

デジタルかアナログかが問題にされることはあまりありませんが、最新の肉用温度計はデジタル式で、正確な温度が一目で分かるようになっています。このタイプの温度計は赤外線温度計と組み合わせることも可能で、肉や他の食材の中心温度と、食品の表面温度を同時に測ることができます。肉の調理では、表面温度計の値と中心温度に大きな差が出ることがあります。複数の温度データを同時に得あれるため、食材の温度が全体的にどのような状態なのかがいつでも把握できます。 デジタル式の肉用温度計は、測定した値をすぐに読み取り、温度として表示される点がメリットです。棒状温度計の目盛りに目を凝らす必要も、読み間違えもありません。ご家庭や店舗での使用を問わず、Testoのデジタル式肉用温度計は安全で安心な料理を提供したいあらゆる場所に最適です。
中心温度計